
プロジェクトの終結の承認者は「プロジェクト憲章に記載された承認担当者(だいたいスポンサー)」ですか?

yukisan
そうなることが多いです。
ただし、プロジェクト憲章の承認者とは別の人に終結の承認をしてもらいたい場合は、プロジェクト憲章に「プロジェクト終結の承認者」として氏名または役職名を掲載します。
例えば、憲章の承認者は担当部門の上位マネジメントで、終結の承認者は入金確認のマネージャや契約部門のマネージャとする場合など。

最終報告の相手もスポンサーですか?

yukisan
最終報告も同じです。
プロジェクト憲章の承認者(またはプロジェクト・マネジメント計画書で決められた人)に報告します。
そして、終了を報告し承認してもらったエビデンスとしてサインをもらいます。これをPMBOK🄬Guideでは“公式の承認”という表現をしています。
一般的には「最終報告書」や「終了確認書」などという名称で専用の書類を使う場合もあります。このような書類をPMBOK🄬Guideでは「プロジェクトやフェーズの終結文書」と呼んでいます。(PMBOK🄬Guide第6版128p)
特に文書の場合、どのような文書に誰に承認(サイン)をもらうかは、コミュンケーションマネジメント計画(PMBOK🄬Guide第6版377p)に定めておくべきです。
付け加えると、プロジェクトが途中で中止になる場合も、そのことを関係者で合意(公式の承認)するため、どこまでやったかを明示した終結文書を作成し、承認者にサインをもらいます。
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