PMP試験合格体験記 2021年12月
12月25日クリスマスにPMP試験を受験して、無事合格することができました。
これで、”プロ”としての第1歩を踏み出すことができてさらにスキルを高めていかなければいけないという想いを持っています。
皆様に多くのサポートを頂きましたので、体験記が次の受験者の参考になればと思います。
2021年10月に一度受験してBelow target(かなりtarget寄り)で不合格になった後、12月に2回目の受験で無事合格しました。
勉強方法、使ったツールなど
PMの授業をベースに、PMP講座の内容がまずは基本。
先生が授業中にマーカーをした箇所はその時は理解したと思っていても、後から見直してみると理解漏れや記入漏れしている部分が結構ありました。ただ、それを何だったかと調べる過程が以外と勉強になりました。
基本的なテキストでの学習を終えて、実践形式での問題をたくさん解くことでナレッジを上げていく形を取りました。
全体では50時間程度の勉強時間だったと思いますが、1回不合格になっていることで2回目はかなり余裕をもって臨むことができたということもあるので、1回で合格したい方はさらに勉強時間を増やして精度を上げていくことが求められると思います。
- PMBOK第6版
- 基本として全体的に眺めてわからない点を調べたり流れをつかむように活用しました
- 後述するように少なくとも10月と12月はアジャイル関連の問題が7割以上だったため、分量のわりには出題のポイントが少ないため効率は良くなかったです。
(ただしベースとしては重要なことに間違いはありません)
- アジャイル実務ガイド
- 2回の受験においてアジャイルの問題が多くこのテキストは相当読み込みました。まずわからない単語や概念がないように細かいところもしっかりと覚えておく必要があると感じました
- 「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 効率的な試験対策のための戦略コース (2021) アジャイル対応 https://www.udemy.com/course/ace-the-pmp/
- 1回目の受験の際に49のプロセスとITTOをしっかりと覚えなおしたいと思い受講しました。付属のスライドが充実しており多くのプロセスを体系的に覚えることができました
- アジャイルは対応していると記載がありますが、内容としては薄いのでこれだけでは十分ではないので他の方法で補う必要があると感じました
- PMP master特別講座トレーニング問題70問(*現在は講座や問題が変わっている可能性があります) https://pmpmaster.hatenablog.com/entry/2021/05/31/070000
- アジャイルに関する問題や実践にさらに触れたいと思い課金?しました。結果的には問題をどのように解けばいいかなどいろいろなTipsをもらえましたので、時間に余裕があって1度で受かりたいという方にはいいかと思います(なお、私はこちらを受講しましたが1回目は不合格でした・・・)
- 大塚先生からいただける資料
- 授業のスライド 文章ではわかっているつもりでも、授業の「小話」事例が“腹落ち”に繋がりました。
- ウェブサイト 自分でも質問しましたが、他の方の質問に対する回答は、自分に無かった視点などもあり、役に立ちました。
- アジャイル過去問 直前に教えていただいたこちらの過去問集はかなり実践に近く参考になりました。この過去問は比較的本番テストの中でも難易度の高いものを集めたような問題なので、こちらがスラスラ解けるようになれば十分合格ラインにいるといえるのではないでしょうか。
試験当日の流れ、感じたこと
基本的な内容は過去の体験記などを参考にしました。内容としてはほぼ網羅されているのですが、時間の使い方や問題の解き方については人それぞれだと思いますので自分のスタイルを決めておくことが重要だと思います。
180問を230分で解く必要があり、60問に1回10分の休憩が取れます。一度60問を解き終わると前には戻れません。
- 1回目の受験では70分/80分/80分に分けて10分の休憩もしっかりとることを意識しました。およそ1問を1分強と考えて、少し悩んだ場合は後で見直すマークを付けて飛ばしました
- 基本的に解き方としておすすめなのは、消去法です。4択の問題がほとんどですが確実に正解というわけではないが、選択肢のなかだとこれが正解というものもあるように感じました
- 体感的には多くの問題が2つはすぐ消去できて、2択の中からどちらかを考えるものが多いと思います。
- 基本的に、”アクションしない=●●まで待つ””プロフェッショナルじゃない=中止する、上位職に意見する(エスカレーションではない)””間接的なアクティビティ=自分で伝えずに、プロジェクトメンバーのマネージャーに抗議する”などは簡単に消去できることが可能です
- ポイントは問題文をよく読むことで、”『まず』何をすべきか”や、今どのフェーズ・プロセスにいるか、そして非現実的=ベンダーをすぐ変更するなどは次に消去できる候補になります
- 結果から言うと、1回目の戦略は失敗して時間ギリギリに終わりましたが、見直しができずに不合格になりました
- 2回目には、まずいけるところまで問題を進めました。120問をほぼぶっ続けで行い最後には45分余りました
- 最後は体調管理と集中力なので、チョコレートや栄養ドリンクなどを休憩中に取るのもいいかと思います
最後に(もし1回目で落ちてしまったら)
PMP試験は180問終わった瞬間に合否が確定しますので、帰り道は非常につらいことになります・・・
出た問題を記録しよう!としてもなかなかそんな気にもなれないのが現実です。
私の場合は、すぐ送られてくる試験結果を見て、ECO別にどこが自分の弱みだったかを分析しました(People/Process/Business Environment)でそれぞれどこで得点をとれているか(失っているか)がはっきり出ます。
PMP試験はECO別に出る内容が決まっていますので、こちらを参考にして次回勉強するポイントを絞ることをお勧めします
あと、1回目落ちても合格ギリギリであれば少し復習して再度受験することをお勧めします!2回目は見たことある問題も多くムダな時間が減るので、合格率は上がる?と個人的には感じます。
ECOのガイドライン
皆さん、頑張ってください!
PMP
その他の情報
保護中: PMP受験報告2021年12月 | Business Design & Project Management Laboratory (curious-sdmlab.com)
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