要求の分類
ビジネス要求:ビジネスとしての期待やニーズ
「海外進出したい」「株式上場したい」「ROIアップ」など経営陣レベルの要求から、「部門成績を達成したい」「新事業を成功させたい」「顧客数をn%アップ」などのミドルマネジメントの要求、「仕事の手順を替えたい」「ITシステムを導入し作業を効率化したい」などの現場レベルの要求まで幅広く含まれます。
ステークホルダー要求:ステークホルダー(顧客)の要求
「海外進出したい」社長、「新事業成功」部長、「ITシステムにこんな機能が欲しい」現場のオペレータなどの要求はビジネス要求やソリューション要求に含めます。それ以外にどのようなステークホルダーが考えられるでしょうか?
最も重要なステークホルダーはビジネスの顧客です。
受注プロジェクトの要求分析において、顧客要求の分析と言いながら、自分の顧客のビジネス要求までしか分析されていないケースがあるので注意が必要です。そのビジネスで価値を提供しようとしている顧客は誰でしょうか?受注プロジェクトから見れば“顧客の顧客”ということになります。
ソリューション要求:解決策についての要求
ソリューション要求は下記の2つに分類できます。
ーーー機能要求:ソリューションで出来ること
ー (例;ITシステムの検索機能、自動車のパワーウィンドウ機能など)
ーーー非機能要求:ソリューションが備える性質
ー (例;ITシステムのセキュリティ、建造物の強度、製品のカラーリングなど)
solutionは日本語では何を解決する
プロジェクト要求:プロジェクト作業(作業スコープ)に関する要求
(作業場所、納期、報告関連、支払い手続き、安全確保、その他の契約上の条件など)
(サイト内リンク)2種類のスコープ
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