ステークホルダー関与度評価マトリックス(SEAM)
ステークホルーダーの関与度具合を下記の5段階に分けて分析し、C(Current:現状)からD(Desire:望む状態)になってもらうために、どのような対応を行うべきか計画します。
- Unaware(無関心、不認識)プロジェクト自体やプロジェクトの良い面に気づいていない状態
- Resintant(抵抗)プロジェクトに反対している状態
- Neutral(中立)どちらの立場になるか揺れ動いている状態
- Supportive(支援)サポートしてくれている状態
- Leading(率先、指導)率先して動いてくれる状態
➤上記事例は、JaSST(Japan Symposium on Software Testingソフトウェアテストのシンポジウム)1東海のポスターセッション(2013年)にPMIJ中部(プロジェクトマネジメント協会日本支部中部)より発表された資料2で、ステークホルダー関与度評価マトリックスが野球チームを題材にわかりやすく説明されています。また、同サイトでは、PMIJ中部における勉強会の資料が多数公開されていて、学習理解に役立ちます。
ステークホルダー関与度評価マトリックス(Stakeholder Engagement Assessment Matrix)の頭文字をとってSEAMと言われる場合もあるようです。
➤PMBOK(R)Guide第6版においては、13.2ステークホルダー・エンゲージメントの計画プロセスのツールと技法として掲載されています。13.1ステークホルダー特定プロセスのツールと技法として掲載されている「ステークホルダー分析」ではないことに注意が必要です。
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