「大規模システムの改修における品質確保に向けた取り組みについて」井上宏(富士通株式会社)PM学会誌Vol.19,No.5,2017-10 による提案
(要員育成に関する提案内容)
①スキルマップを整備することで、スキルの見える化を図り、体制上の弱点や今後強化していくべきスキルを明確にする。
②必要スキルを参考にチームリーダーに若手を、レビュアーに業務有識者を配し、スキル継承を図る。メンバーに対しても若手リーダーを中心にプロジェクトを進める旨周知。月次のマネジメント会議にて振り返りをアドバイスを行う。
(実プロジェクトで適用した結果)
- プロジェクト作業は完遂。若手リーダーの保有スキルが10%増加。
- 他の品質改善施策の効果もあわせて、受入テスト・移行・本稼働の5ケ月間の障害件数0件
(今後の課題)
メンバーの保有スキルの整理に時間を要したことから、下記について改善、明確化が必要。
- スキル整理見直しのタイミング
- 何をもって有スキル者とするかの判断基準
(サイト内リンク)RAM:責任分担マトリックス
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